利息の計算の仕方には、「単利」と「複利」があります。国債や社債、毎月分配が行われるタイプの金融商品は通常単利が採用されています。一方で預金や借金、再投資型の金融商品には、複利が使われています。
- 単利とは
- 最初の元金だけに対して利息の計算を行う100万円を単利5%/年でかりた場合、1年後には5万円、2年後には10万円、10年後には50万円の利息が発生する
- 利息の計算式:元金(円)×利息(%)×経過(年)
- 複利とは
- 元金に前年度の利息を加えて次年度の利息を計算する100万円を複利5%/年でかりた場合翌年には5万円、2年後は10.2万円、10年後は63万円の利息が発生する
- 利息の計算式:元金※(円)×(1+利息(%))経過年
※毎年の利息分を加えた金額
- 複利の怖さ
- 消費者金融の金利相場15%で100万円借りた場合、翌年には15万円、2年後に32万円は、10年後にはなんと305万円の利息が発生する
- 人間の感覚とはかけ離れた増え方、注意が必要・・
- 複利の魅力
- 株式投資は、複利がプラスに働くもの!例えばローリスクローリターンのインデックス投資でも、年の利回りは5%程度見込める。つまり、100万円の投資で、1年後には5万円、2年後には10万円、10年後には50万円の利益が発生する可能性がある
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