思考のフレームワーク【As is To be】

仕事のこと

曖昧もことした問題から、適切な課題を導き出すことが、コンサルに求められる基本的なスキルです。とはいえ難しい。。もやっとしすぎててようわからん。何から考えていいかわからん。もうやめたい。。

そんなクズコンサルのためではないと思いますが笑、立派な先人の皆様が、「考えるフレームワーク」をたっくさん作ってくださいました。
とっても有難いのですが、3CとかSWOTとか・・・数が多すぎてよくわからない。頭に入らない・・。

ということで、独断と偏見で、よく使うフレームワークを一つずつ、解説していきます。
最初は、「As is To be」。

利用目的

理想と現実のギャップを明らかにして、理想に近づくために達成すべき課題を明確にするために使います。
「As is」は「現在の姿」、「To be」は「理想の姿」です。

部下の育成、部の目標達成、業務プロセス改善など、ある目標に向かって具体的な課題を洗い出す場面で利用できます。

活用手順

1.目標設定
それでは、まず、達成したい目標を決めます。
アラサー独身女子の切なる願い、、「1年以内に将来を見据えた恋人がいる状態にする。」という目標について、「As is」「To be」を考えてみます!

2.「As is」「To be」の定義
まずは、「As is(現在の姿)」

  • ベスト体重より5kg増えていて、ぽっちゃりさん・・・。。【見た目】
  • 異性との出会いが全くない。。【出会い】
  • いつも付き合ってもすぐに、別れてしまう。。【継続性】

つぎに、「To be(理想の姿)」。
「As is」の3つの項目に対応するように、理想を考えてみると良いです。

  • ベスト体重になっている【見た目】
  • 結婚意欲のある男性と出会える機会がある【出会い】
  • 長く付き合えると思える人とお付き合いできている【継続性】

3.問題点の抽出
現在の姿と理想の姿との間にギャップを生み出す問題点は、何でしょうか?

  • フルリモートで、運動量が極端に低下している【見た目】
  • フルリモートなので、職場の人とは仲良くなりづらい【出会い】
  • 長く付き合えるタイプの要件がよくわかっていない【継続性】

4.課題の設定
さて、問題点がわかったところで、解決するために取り組む課題を設定してみましょう。

  • 週に1回はジムに行って運動する【見た目】
  • マッチングアプリor結婚相談所に登録して、出会いの場を確保!【出会い】
  • 今まで別れてしまった要因を洗い出し、長く続けるためのコツを見直す【継続性】

まとめ

1.~4.の流れで、理想の姿に近づくために、具体的に何をしたらいいのか、明確にすることができました。

なんとなく「こうなれたらいいのになぁ・・」という理想はあっても、何をしたらいいかがわからないと、なかなか動き出せないものです。

「As is To be」のフレームワークは、理想の姿になるためのアクションを具体化して、その一歩を踏み出す後押しをしてくれます。ビジネスの場面だけでなく、個人の人生の目標達成にも活用できそうですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました